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お誂え承ります

記事担当:磯貝剛

「お誂え承ります。」

そんなフレーズに憧れて日々研究するのが
もはや趣味のようになった、ものづくり生活をしている私ですが。

やったことのないお題を頂くと
妙に嬉しくなる習性があります。

普段は工房勤務の私ですから、たまにになるのですが、
店舗の当番の時、そんな有難いお題を頂けることがあります。



そしてこの、まさに完成されたプラチナのブローチ。

これをバラバラに分解する!?
これだけ完成されたものに、少々尻込みしました。

祖母の形見だといいますが、デザインがしっくりいかないと、
ご相談頂きました。

青いオパールを生かしたデザイン、
もっと大きく存在感のあるもの、
スッキリとした直線的なデザイン、
などなどのお題を頂きデザインの案を考え始めました。

が、しばらくして、デザインの提案しようかと、
図面を描き出した頃、お客様のイメージが固まったようで、
1枚のファックスが届きました。

やはり好みは自分自身が一番分かる。
それを素直にぶつけてきてくれました。


それにしてもここまでイメージを図にできるお客様も結構珍しい。
作り手としてのスイッチが入りました。

試行錯誤数ヵ月をかけて、ようやく完成!


今日お客様に納めることができました。

ブローチを鏡に映し込み、大変気にいったご様子に
私もホッとしました。

お誂え承ります!!


Interior Lifestyle Tokyo

若かりし頃ドイツのフランクフルト メッセで
「アンビエンテ」というイベントに参加したことがあります。

ここ数年、「インテリア ライフスタイル東京」
という展示会が東京のビッグサイトで名高くなってきていて、
その主催者は「フランクフルトメッセ」という会社のようで、
どういったつながりだろか?と常々意識していました。


今回、ご縁があって江東区のブースにて参加させていただく段になって
ようやく、この「インテリアライフスタイル」という展示会が
ドイツ・フランクフルトで開催されている
世界最大級の国際消費財専門見本市〈アンビエンテ〉。

その日本版の位置付けの展示会だということを確認しました。


ということでイベントの告知です。


interiorlifestyle TOKYO

■2017年6月14日(水)〜16日(金)
■東京ビッグサイト 西3ホール
J29 江東ブランドブース



初めて海外の大きな展示会に参加した時のものすごい興奮!

また思い出してみたいなと、思いつつ楽しみに準備しております。

新しい相棒


記事担当 磯貝剛

その昔中学生の頃、ウォークマンをねだって買ってもらいました。

嬉しくて、嬉しくて、
受験勉強中もずっと音楽を聴いていました。

ウォークマンといえばソニーですが、その頃の刷り込みでしょうか?

テレビやブルーレイレコーダー、パソコンはもとより、
iPhone全盛の時分、
携帯電話からスマホに至るまで極力ソニーを選ぶのが癖になっています。

ということで今回のスマホの買い換えもソニー。

新しい相棒に中学生の頃のようにちょっとテンションが上がります。

写真も思わず撮りたくなってしまい、
今回は工房や店舗周辺の景色など思わずアップしています。






べっ甲はキズ取りの仕事?

記事担当:磯貝剛

普段は工房で作業している私ですが、
店舗で作業することもあります。

店舗には店長の代理で入ることが多いので
各店長が気を利かせて、きれいに整っている
作業台を使うことがたまにあります。

店舗に入る時もかなりの作業を持っていっているので
お客さんが入っていない時は、黙々と作業できます。

そんな店舗で作業しているときに
ふと思ったことを書きたくなりました。



べっ甲の商品を説明するときに甲羅を見せながら
「この深いキズを、ヤスリや小刀などの道具で削りをし、
磨きこんでべっ甲は仕上がります。甲羅の半分近くは
削ってしまいます。」とよく言っているのですが、

ネックレス「b」のパーツ25本分を
小刀での削りをしていたところ、
結構な量を削っていることを再確認できました。



現在べっ甲の場合素材自体が高価ですし、量的にも貴重に
なっていますので、できる限り適した厚みの素材を選び、
極力、削る量が少なくて済むようにしています。

それでもきれいに仕上げるためにはすべてのキズを取らなくてはならず
素材の半分ほどは削ってしまうことになるのです。

もちろんグラインダーなどモーターを使った作業も
行いますが、手作業による小刀がけは、研磨の前には
必ずと言っていいほど行います。


店長が綺麗に整えてくれた作業台だからこそ、
その日の作業量がまざまざと確認できます。

あらためて削ったくずを見て
「確かにべっ甲はキズ取りの仕事だ」
しかも「手でよく削るよ」と、自虐的に振り返りつつも
そんな手仕事(マニュファクチャー)をさせて頂ける事が
ラッキーだなあと、

仕事を始めたときは小刀を持つ手にマメが出来たり、
手が疲れて、30分すら作業できなかったり
そんなことを思い出すほど自分もおじさんになったんだなあと。。。。。

自分が作った製品も多々並んでいる店舗で
そんなことをしみじみと思うある日の出来事なのでした。


浅草といえば

記事担当:磯貝剛

 

浅草といえば?

 

「三社祭!」と答えそうな人々が集う

朝一番の雷門前。

 

日中、お祭り広場となった雷門通り。

 

 

暑い!!

神輿担ぎ達は汗だくです。

 

でも快晴に勝るものなし。

ベッ甲イソガイ前の祭り提灯。

 

そして夕暮れ時には涼しくなってきました。

 

帰りがけに仲見世通りを

 

気分が良いので亀戸まで歩く気になりました。

観光客気分で初めて、このアングルで「パシャリ」。

 

一日楽しかった。

 

浅草最高!


煎茶のお道具


記事担当 磯貝剛

作り手仲間と共同展示&イベントを開催中です。

「初夏の煎茶を楽しむ」
■三越銀座店 7階ジャパンエディション
■5月30日まで

ベッ甲イソガイからは「仙媒」という茶葉を急須に入れ込む
お道具を製作してみました。


何気なく作りはじめましたが、驚くほどの大きさの素材を
使いました。

作り手仲間もそれぞれ、気合いの入った作品を
作ってきました。

お気軽にお立ち寄り下さい。

出張の慣れ


記事担当 磯貝剛

美味しく、じゅうじゅう焼けてるのはお好み焼き。

再びの大阪。
先月とは別の場所での新シリーズ「b」のPRにやって来ました。

程々に出張にも慣れ、出張先の土地土地で
それっぽいものを食べられる幸せを感じる余裕も出て来ました。

今日ご一緒は水晶屋さん。
あまり歳は変わらないのに、とてもしっかりした先輩です。

先月必死でこなした、大阪、福岡と二週連続の出張話をしてみると、
「こっちは四週だよ。」とさらりと返されました。

出張でいうと大大先輩なので、四週連続も
旨く切り抜ける術はあるようです。

先程言っていたのと違い、正直出張はまだ苦手な私にとっては、
なんてことなくこなす先輩、「スゲー」と感嘆のため息。

しかしこんな印象的な事を言ってました。

「慣れでやってるといつの間にか出張を乗り切ること
だけしか考えなくなる。
淡々とね。

でもテンションを高く保たないと品物の良さを
お客さんに伝えられなくなる。
慣れるのが良いことばかりでない。」と、

私の方は今年は「b」という新シリーズを売り出し中なので
今のところ接客まで慣れの惰性ですることはないのですが、

将来自分が、作り手の思いがない接客なんてすることを
想像するだけでもゾッとします。

楽しく、じゅうじゅうしているのにこんな深い話になるのも
出張ならではなのかもしれません。

とりあえず、出張での体調の整え方などはもっと慣れたいものです。

夜の藤


記事担当 磯貝剛

亀戸天神社 藤の花の時期で御座いますので今回も。

「夜の藤」が幻想的だということが年々知れてきているのか、
GW初日の夜は例年にもました多くの方々が夜のお散歩をしています。



でも夜さんぽが大好きな私はぐるぐると何周も
亀戸天神社のお庭を回り続け、写真を撮り続けます。





何周しても全然飽きない!
凄く綺麗です。

是非一度足を運んでみて下さい。


そしてベッ甲イソガイ 亀戸店 浅草店両方とも
GW期間中休まず営業していますのでお気軽にお立ち寄り下さい。

亀戸天神社の藤の花


記事担当 磯貝剛

出張から帰って亀戸店に行ってみて驚きました!

亀戸天神社の藤の花がかなり咲いていて
人もたくさん居ます。

うちの連中教えてくれないから分からなかったです。

昨日と今日の晴天で一気に咲いたようで
ひと房ひと房が若々しいのです。

しかも快晴!

仕事の合間のひと休みが長くなりましたが
とても癒されました。

まずはご一報、皆さんも是非見に来てください。

石の上にも3年



記事担当 磯貝剛

秋田杉から作られた「ビアマグ」。

木の軽さと優しい持ち心地、無駄のない美しいカタチ。
このカタチにたどり着くまでどのくらいの経験や研究をしたのだろう?

この「曲げわっぱ」の作り手と大阪のデパートのイベントで偶然の再会しました。

うちの師匠と同じ年代の大先輩です

うれしい事に若輩モノの私をさしで飲みに誘って頂き、
それはもう作り手話に花が咲きました。

異業種ながらモノ作りをしている同士、根底の部分では全く同種の生き物。

最近、ボヤっと頭に残っていた考えが鮮明にまとまりました。



何事にもその意味とか、やりがいがあるものですが、
言葉で説明するのは不可能なこと。

初めのうちはなにもわからず集中して打ち込めたら幸せだと思います。

思い起こすと仕事を始めたとき愚痴を言うと、母親に
「石の上にも3年」と諌められたものです。

なるほど、3年もすると作業で座っているのも苦にならず、
作り手の基本が身に着いたようです。

また、接客が苦手で苦手で、ストレス、
ちょっとしたノイローゼ気味になったことも(笑)。

それでも知らぬうちに3年は経ち、逆に接客の楽しさや
モノ作りのヒントを頂けることも自然と理解できました。

お店を開店させたり、
作り手の会に所属したり、
テーマを持ったモノ作りを始めたり、

全てのことはあっという間に3年が経ち、
初めは意味がわからず必死で続けた事が自分の能力となって、
自分を支えてくれるようになっている。

ことにモノ作りは、師匠からは「10年しないと一人前と言えない」
と、3年どころではないお言葉。

それもやってみると納得。


「曲げわっぱ」の大先輩と飲んでいて、まさに「石の上にも、うん十年」、
しかも未だに石の上にも居続けているのが見えます。

今年作り手として20年になりますが、毎日学ぶことだらけで
「これは10年どころではなく一生だな」と覚悟しています。

作り手としては石の上にも居続け、打ち込めることはやっぱり幸せだなぁ
と確認できる大先輩との飲み会でした。

しかも「若い仲間が出来た!」とあの素敵なビアマグをプレゼントして頂き、、、、、、

美味しい酒になりました。

「石の上にも3年」。

途中で辞めてたら相手にもされなかったんだろな。


プロフィール

浅草・亀戸べっ甲職人の店「ベッ甲イソガイ」のオフィシャルブログです。

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