絵巻物の動物たち



記事担当 磯貝剛

ベッ甲イソガイの今年のテーマは鳥獣戯画。
「絵巻物の動物たち」という題名で提案することになります。

今回は少しだけ美術のお勉強(笑)。
私の知ってる鳥獣戯画の解説をさせて頂きます。

この絵巻物、実は国宝なのです。

京都の高山寺に伝わる 甲、乙、丙、丁の4巻で構成された
墨絵で楽しそうな動物たちを、擬人化して描かれたものです。

時期は平安から鎌倉時代、4巻それぞれ別々に描かれ、
高山寺に揃ったものをまとめて鳥獣戯画と呼んでいます。

それぞれ作者も違うので甲、乙、丙、丁で作風も違います。
一般に目にするのが甲巻でして、多分に漏れず私も甲巻に魅了されました。

ウサギ、カエル、キツネ、サル、ネコが人間のような喜怒哀楽の感情をもち
活き活きとした躍動感のある格好で遊びまわります。

千年近い昔の人々もこんな楽しげな妄想が出来たことに感動します。

このようなものをモチーフにべっ甲ならではの表現ができたら面白いなあと、
製作に乗り出したのです。



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