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鳥獣戯画の寺

記事担当 磯貝剛

先日大阪に出張があったので帰りに京都の高山寺に立ち寄る事ができました。

鳥獣戯画に感銘を受けてべっ甲で製作を始めたのが
ちょうど1年前の今頃からでした。

作り込んでべっ甲の鳥獣たちが増えてきて、
ふと、「おおもとにご挨拶せねば!」
と思い経ったのが今年の1月でした。


今回も突然伺った私を「よっ!よく来たね。」
と笑顔で迎えてくれたお寺の方々。

また訪れられた事に本当に感謝しました。

この寺のエンジンとなって精力的に活動しているのが実務長さん。

べっ甲でのモノづくりに好意的な意見を言っていただき
スゴく心強く感じました。

来年のオリンピックイヤーには、
東京国立博物館では高山寺に伝わる鳥獣戯画
全4巻を揃えて新たな展示を試みる話しをしてくれて
面白さに時間を忘れて話してしまいました。

しまいにはPR用のパンフレットの原稿まで見せて頂けて
ワクワクが止まらない面会となりました。


パンフレットのデザインはびっくりするほどかわいいもので
飾っておきたくなるほどの出来でした。

また、高山寺は昨年の台風21号で大きな被害を受けており、
大規模な修復作業が山全体で行われています。

国の補助もあるようですが、何割も寺として負担せざるを得なく、
「休んでいる暇がないよ」と言っていました。

そんな中、人との縁で復興を後押しするように、
この寺の所蔵品を必要とする大きな展示会が催されたり
クラウドファンディングで1000人を超える
人たちの応援を得られているようで
聞いていて「力強いな!」と逆に元気をもらいました。



紅葉には残念ながらちょっと早かったようですが
久しぶりに見る寺からの風景に心を洗われ、
出張の疲れがふっ飛びました。

とにかく知れば知るほど興味深い高山寺なのでした。



高山寺HP


江東区伝統工芸展2019



【江東区伝統工芸展】

今週 木曜日 10月31日からはじまります。

ベッ甲イソガイ 磯貝實の実演は10月31日行います。

区内の無形文化財を保持する職人が勢揃いします。
11月4日まで毎日開催しますのでお時間ございましたら
ぜひご覧下さい。

腕に自信がある作り手が並びますので迫力のある会場です。

深川江戸資料館 地階 レクホールにて

老舗の存在感

記事担当 磯貝剛

三越日本橋本店に今週はお世話になっております。


店内方々に設置されたモニターではベッ甲イソガイ アクセサリー展の
インフォメーションが流されてます。
ちょっと嬉しいことです。


ゆったりと買い物を楽しむ文化がここにはまだあるようです。
私たちもそんな気持ちにさせる製品を丁寧に作らなくては!
と良い刺激を頂きました。

あと数日ですが、目一杯楽しみたいと思います。

べっ甲の市松模様



記事担当 磯貝剛

「べっ甲は接着材無しでくっつきます。」
というのがべっ甲細工の技術を端的に示す、よく使う文脈です。

ですので写真はまさにべっ甲の技術をギュギュッと集約したような製品なのです。

オレンジ色をした「白甲」と、濃いめの茶褐色をした「黒甲」
前の説明の通り接着材なしでつくった「市松模様」結構手間がかかっています。

まずはとても薄い「白甲」を何枚も何枚も切り出します。


同じく黒甲でも何枚も重ね、、、、

同じ厚さの角形棒状に仕立てます。

拙い文章力のせいで大変さがあまり伝わりませんねぇ。
書いている先から気がついてしまいました。(笑)

気にせず続けます。

で、それらに熱を加えつつ圧力をかけて、、、、




しましま模様の板を作ります。

再び棒状に切って、しましまの角棒をつくります。


そして、また熱を加えつつ圧力をかけてプレスします。

すると、

じゃじゃーんと、
「市松模様」が出来上がります。

「べっ甲は接着材無しでくっつきます。」ということを
伝えたくてこんなブログを書いてみました。

なんとなく伝わりましたか?

読み返してみると、ブログをアップするのをためらうほど
工程の困難さが表現できてませんが。(笑)

読んで頂きありがとうございます。

10月の【大人のべっ甲体験】


9月に引き続き10月にもべっ甲の体験教室を開催します!

糸鋸を使いべっ甲を切り出したり、
ヤスリを使って形を整えたり結構やりがいの
ある内容を準備しています。
(苦手な作業やお時間内に完成出来なさそうな
場合など作り手がお手伝いしますので、
お気軽にご参加ください。)
 
「作業手順」
◯型打ちした素材を選ぶ
◯糸鋸で切り回す
◯ヤスリで形を整える
◯小刀で整える(この作業はこちらで行います。)
◯耐水ペーパーで整える
◯バフモーターで磨き上げる
◯金具など取り付け

 ペンダント、ピンブローチ、根付け、
シングルピアス、イヤリング(片方)等からお選びください。
 
※多少削りクズが出ます。気になる方は
マスクやエプロンをご持参下さい。
 
※形は基本的にはこちらの用意したものを
お選びいただくのがスムーズに作業できますが、
作りたいイメージが明確でしたらご相談に応じます。
土台は概ね2.5×2.5センチですのでイラストなどお持ち下さい。
 
仕上がった時は何とも言えない喜びが味わえますよ!
是非、ご参加お待ちしています。
 
日時 :10月24日(木) 9:30〜
※所要時間 約2時間
 
場所:ベッ甲イソガイ 亀戸店
東京都江東区亀戸3-3-6 tel 03-5628-1244
 
費用:5000円(税込)
 
ご予約の連絡先:03-5628-1244 担当 磯貝克実

べっ甲のジッポーライター

記事担当 磯貝剛

テレビ放送による特需でしょうか?

「じゅん散歩」で高田純次さんがべっ甲ジッポーライターを
ポッケに入れたりする「いじり」をしてくれたおかげで
べっ甲ZIPPOライターの問い合わせがたくさんありました。

ここのところ1年以上欠品でしたが、ちょっとしたビジネスチャンスに
作り手魂に火が付き?ジッポーライター作りにも火が付きました。

いくつかは以前製作し乾燥の段階のものがあったので
先着のお客様にはソチラを納めることができました。

そして、一から作らねば!
となってみると、思いのほか大きい素材が必要です。
「前もこんな良い素材を切っていたんだ。」と感心しつつ
現在の素材事情では相当に惜しい気持ちになってしまうのも事実です。



とはいえ
「とりあえずご注文頂いた分くらいは頑張って切り出してみよう!」
と作業を始めました。



まずは、の最初の難関!
板状の素材を輪につないで木型に入れ込む作業。

神がかり的に上手くいきました。



続いて上板、底板を圧着する作業。
こちらも難関です。

上手くいきました!

これ以降ではそれほど困難な作業はないのでひとまず安心しています。

あとは丁寧に、丁寧に
完成を目指し作業を進めていくのみ!
です。

大人のべっ甲体験 準備中

今月半ばに迫ってきた「大人のべっ甲体験」。

今日はワークショップの準備をしつつ、皆さんに体験して頂くものを試しに実際やってみました。


今回は個人的にも好きなネコモチーフを選びました。


形を切り抜く糸鋸の作業。
何ヵ所か鋭角にターンさせる所がポイントですが、
焦らず「垂直に何回も同じ所を空回り」させる
ように切っていくのがコツです。
(てこずったらお手伝いしますのでお気軽に!)


輪郭を切ったところ


次はヤスリを使います。
裏表、側面を整えていきます。


ネコらしく角をヤスリで丸めてみました。


そのあとは、こちらで小刀かけをします。
表面がツルツルしてきます。


ペーパーで丁寧に整えます。
(この作業を丁寧にすればするほど美しい仕上がりになります。)


ペーパー後。
これで下地はバッチリです。


仕上げはバフ磨き。


下磨きは赤
仕上げ磨きは白


完成。
お疲れ様です!


また、お好みに応じて

このサイズ内(2.5×2.5センチ)でしたら好きな形を作ることも可能です。
イラストをお持ち下さい。

ご自分で仕上げた作品は何とも言えない愛着がわきます。
ちょっとでも興味ありましたら、お気軽にぜひぜひご参加下さい!

ご連絡は 03-5628-1244
ベッ甲イソガイ亀戸店

優秀な指揮者


記事担当 磯貝剛

1年半前に娘がジュニア オーケストラに入りました。
しばらくしてから妻に
「今日は定期演奏会に向けて全体練習だから見に行かない?」と誘われ、
ちょっといってみる気になりました。

運動部にしか在籍したことのない私にとって
オーケストラの練習など初めて。

重い防音の扉を開けると色とりどりの音色の空気に包まれました。
それだけで未知の世界に触れた感覚でワクワクしました。

東京シティ フィルハーモニック管弦楽団の方々直々に教われるありがたい環境ということで、
小学生の高学年から大学生までの子供たちのオーケストラながらさすがの音のまとまり!
などと素人なりに感動して練習をみていると、

指揮をとっていた背の高い男性が、全体の演奏を止め、
一言二言指示し、もう一度演奏を行いました。

同じ部分の演奏が見違えるように良くなりました。

指揮者が気になる部分に的確な指示を与えもう一度演奏する。

きっとオーケストラの練習ではこの作業は普通の事なのでしょうが
なにしろ練習が楽しそうだし指示により見違えるように良くなっていく様を目の当たりにして
指揮者ってスゴい!と感動してしまいました。

この指揮者の魔法のような調整力に
音楽には縁遠かった私にとって驚くほど音楽に興味が湧きました。

オーケストラの練習は夕方から8時半まで。
普通の私の行動パターンで当てはめると頑張ってもせいぜい迎えに行くぐらいです。
それが全体練習があるときは出張にでも行ってない限りは
どんなに仕事が忙しくても見に行ってしまうようになりました。

娘の演奏がきっかけですが私の興味を引いたのは、
明らかに指揮者が行う魔法のような調整力を見たいからでした。

そして今日が本番でした。
最高にまとめ上がった演奏を聴くことがてきて余韻がまだ残っています。

あんなに優秀な指揮者がもしも社長をやったら、
社員はみんな楽しんで仕事できるだろうななどと
あらぬことを考えてブログを書いています。


【大人のべっ甲体験】

 

今回は糸鋸を使いべっ甲を切り出したり、

ヤスリを使って形を整えたり結構やりがいの

ある内容を準備しています。

(苦手な作業やお時間内に完成出来なさそうな

場合など作り手がお手伝いしますので、

お気軽にご参加ください。)

 

「作業手順」

◯型打ちした素材を選ぶ

◯糸鋸で切り回す

◯ヤスリで形を整える

◯小刀で整える(この作業はこちらで行います。)

◯耐水ペーパーで整える

◯バフモーターで磨き上げる

◯金具など取り付け

 

 ペンダント、ピンブローチ、根付け、

シングルピアス、イヤリング(片方)等からお選びください。

 

※多少削りクズが出ます。気になる方は

マスクやエプロンをご持参下さい。

 

※形は基本的にはこちらの用意したものを

お選びいただくのがスムーズに作業できますが、

作りたいイメージが明確でしたらご相談に応じます。

土台は概ね2.5×2.5センチですのでイラストなどお持ち下さい。

 

仕上がった時は何とも言えない喜びが味わえますよ!

是非、ご参加お待ちしています。

 

日時 :9月14日() 9:30

9月17日() 9:30

※所要時間 約2時間

 

場所:ベッ甲イソガイ 亀戸店

東京都江東区亀戸3-3-6 tel 03-5628-1244

 

費用:5000(税込)

 

ご予約の連絡先:03-5628-1244 担当 磯貝克実


べっ甲の体験教室やります。



【大人のべっ甲体験】企画中!

9月中にスケジュール的に出来そうなので、とても久しぶりですがべっ甲の体験教室を開催いたします!

今回は糸鋸を使いべっ甲を切り出したり、ヤスリを使って形を整えたり結構やりがいのある内容を準備しています。

取り急ぎのお知らせでしたが、日程など内容が決定しましたらブログに書きます。



プロフィール

浅草・亀戸べっ甲職人の店「ベッ甲イソガイ」のオフィシャルブログです。

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