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sketch その2

記事担当;磯貝 剛 

子供から発想を得た
「心の中にある面白い!と思うカタチを素直に作ってみよう!」
という思考でモノづくりを考えてみました。

まず猫好きの私は、
「猫の好物は猫缶ではなくお魚であるべきだ。」
という願望が強いので

「お魚を狙っている猫」を表現できたら「面白い!」
と考え、図を書いてみました。

描いてみて思い出したのですが、10年ほど前蒔絵師に
描いてもらって作ったことのある図柄でした。

あの時は楕円型のべっ甲の土台に絵付けをしてもらいましたが、
今回はべっ甲だけで面白いものができないかな?

と思考を進め、エサとなるお魚をぶら下げてみました。

ぶらぶら、、、、と揺れる魚。
それを見守る猫。



世の中にはあまりないタイプの「面白い!」
ブローチの出来上がりでした。

それからは自己満足ともとれる思考で

「キリンは高い木の上のリンゴも取れるかな?」とか
「アヒルの足が揺れるアクセサリー、面白くない?」
「犬は骨をガブガブくわえてほしい。」などの図柄を
描きつつ、次々とべっ甲のサンプルを作っていきました。

そして空き時間に作りだめした「面白い!」と思う
アイテムは結構な数のバリエーションになってきました。



つづく

 


sketch その1

 記事担当:磯貝剛

今年のベッ甲イソガイの展開に大きく影響したのは一枚の落書きでした。
数回に分けてちょっと書いてみたいと思います。

〜・〜・〜・〜・〜

子供は「素直」だなと強烈に感じたのは去年の夏。

夏休みの“自由研究”に家業のべっ甲細工を選んだ娘に、
一枚のコピー用紙を渡し
「作りたいモノを描いてごらん」と言うと、
ためらいもなくサラサラと一匹のキリンを描きました。

確かにくびは長く、角や耳らしきものがあり
キリンと分かるのですが、足が短い。



「(べっ甲に仕上げる図案は)これで良いの?」
と聞くと、ためらいなく「うん!キリン作る!」

製作の間、娘は意外な集中力をみせ、数日の工房通いの末
足の短いかわいらしいキリンが出来上がりました。

心の中にある「心地良いかたち」を描き、それを作りきったのです。

・・・・・・・・

普段「何がお客さんに喜ばれるのだろう?」
「どんなアイテムが流行っているのだろう?」
とプチ・マーケティングリサーチをしつつ製作している
いち作り手としては結構な衝撃でした。

この経験からのち、自分が「これおもしろい!」と
感じられるモチーフが浮かんだら、忘れないうちに
簡単なイメージをノートに描いておくようにしてみました。

これが意外な展開をうむことになろうとは、、、、

続く・・・・・・


学問の神様

 

記事担当:磯貝剛

新年の押し寄せるような人々の波も
ひと段落した亀戸天神ですが、
同時に多く目にするのが「受験生」
および「受験生の家族」でしょうか。

亀戸天神は天才と言われる「菅原道真公」を祀った
学業講の神社ですので、新年のこの時期あたりになると
普通にお参りに訪れる方に交じって
ちらほら写真のような光景が見られます。



かくいう私も天神様に「困ったときの神頼み」(?)
をよくするタイプですので
その昔、受験の時には本気でお願いしたものです。

とはいえ10数年、亀戸天神の正面で
お店をしていて痛感したことは、、、、

親御さんだったり、さらに
おじいちゃんおばあちゃんたちは
受験する本人以上に本気で「神頼み」をしに
亀戸天神にお参りにいらしている事です。

一心不乱にお参りするので門前のベッ甲イソガイに
寄るのは決まって帰りになります。

きっとご利益いただけますので、ちょっと気を緩めて
天神様の庭を楽しんでもらいたいものです。


ぜひ散歩してみてくださいませ!

迎春‐2014



皆様、明けましておめでとうございます。

今年も楽しい一年になるよう祈念しまして新年のご挨拶とさせていただきます。

よろしくお願いいたします。 

2013年 お世話になりました。

 今年も残すところあとわずかとなりました。

楽しくモノ作りをし、接客をでき、年を越せるのも
皆様のおかげと感謝しております。

ここ数年、伝統工芸の中にあって「古びない」を強く
意識し取り組んでいるベッ甲イソガイですが、
来年も精力的に「新しい取り組み」と「残したい伝統」の
両立に挑んでいきたいと思います。

そのためのちょっとした「仕込み」も画策しておりますので、
引き続き来年もあたたかい目で見守っていただければ幸いです。

ではみなさんよいお年をお迎えください!

ロゴ

年末休業のお知らせ

ベッ甲イソガイ 浅草店・亀戸店では

12月26日(木)〜30日(月)の期間、
年末のお休みをいただきます。

年明けは1月1日(水)より営業をいたします。

皆様どうぞよいお年をお迎えください。


羽子板市のお知らせ

 

【羽子板市】
今年は浅草の歳末を飾るイベント羽子板市にベッ甲イソガイも出店します。

■浅草寺 五重塔前
■2013年12月17日(火)〜19日(木)
■午前9時〜午後9時

もちろんベッ甲イソガイ 浅草店も営業しております。

ずいぶん寒い季節になりましたが、縁起担ぎと
浅草を楽しみにぜひお越しください!



湯河原温泉


記事担当:磯貝剛

寒くなってきました、
月並みですが温泉が恋しい季節ですね。

つい先日2回に渡り私は湯河原温泉に
行って来ました。

半分は仕事でしたが、とても大好きな
泉質にリフレッシュできました。

ひと昔前まで、湯河原というとベッ甲屋さん
にはとても馴染み深き場所でした。

というのも私らベッ甲イソガイの所属する、
東京鼈甲工芸品工業協同組合が、年に二回
行う材料の交換会(業界では大会と呼びます)
が50年程前から湯河原で行われていたからです。

会場は古くから栄える湯河原に老舗として存在する
温泉宿「天野屋旅館」。

橋を渡って行く少し長いアプローチが印象的で、
間口の大きな宿の玄関が迎えてくれます。

大きな木造の温泉宿でその歴史は100年以上、夏目漱石や
伊藤博文、横山大観など名だたる著名人たちも愛した宿です。

入り組んだ理由はあるのですが、残念ながら今は宿を
たたんでしまっています。

私も子どもの頃から大会に連れていかれたりして、
「ベッ甲屋はなんでこんな遠くで仕事するのかな?」と
不思議な気がしていました。

それと同時に不思議な環境で優雅に、わざわざ行う
この大会という行いに、とても魅力を感じでいたものです。

今ベッ甲屋さんの「大会」は都内で行っています。

「時代」という言葉になりますが、やはり経費や移動時間
の為やむを得ないのでしょう。

なくなった温泉宿やベッ甲に携わっていた先輩を忍びつつ、
湯河原の温泉は私を癒してくれました。





 


羽子板市=歳の市



記事担当:磯貝剛

浅草では一年を通して「節分」「ほおずき市」
「三社祭」「サンバカーニバル」・・・・・

季節を彩る催しがたくさんですが
年の瀬を強く感じさせられるイベント
として「羽子板市」があります。

伝統工芸の職人つながりで、子供の時分から
着物の生地で豪華に彩られた「羽子板」を
目にする機会が多く、親しみのある伝統工芸品です。

知り合いの大先輩の羽子板職人の方も
年の瀬の「羽子板市」は掻き入れ時で
とても気合が入っていたことを思い出します。

そのお付き合いの多かった羽子板職人の方も
お亡なりになりしばらくになりますが、
ここ数年の羽子板業界の「後継者問題」
「需要の問題」は深刻らしく、羽子板職人の
減少が顕著になっているそうです。

出店者の減少から「羽子板市」自体の開催も
危ぶまれる状況になっていたようです。

ベッ甲イソガイも「べっ甲」という伝統工芸品の
商売ですので、業種が違えど「羽子板」という
伝統工芸の盛衰はとても気になります。

そんな「羽子板市」を伝統工芸の仲間が数年前から
盛り上げるべく!
「羽子板市」に店舗を出すようになったのです。

桐工芸、印伝、組紐、村山大島紬・・・・・
イベントとして「羽子板市」が残ることが重要である
のを強く思う職人たちの参加だと思います。

ベッ甲イソガイとしては今回参加させて
いただくのでとても楽しみです!

「羽子板市」を少しでも盛り上げるため、
羽子板型の「根付」を準備中です。

【羽子板市=歳の市】
■浅草寺 境内五重塔前
■12月 17日(火)18日(水)19日(木)
■午前9時〜午後9時


皆さん、年の瀬を感じに是非浅草にお越し下さい!


三の酉

記事担当 磯貝剛

商売をやっているものにとってこの時期に見過ごすわけにいかない「酉の市」。

浅草、吉原から程近い「鷲神社」で執り行われます。

通常は二回行われる神事ですが、今年は「三の酉」まである年。

私的にはたまにしか回って来ない「一番縁起が良い」と信じている「三の酉」なのでこれを狙ってお参りしてきました。

まず前日浅草店に入っていたので帰り際に写真を一枚。

高々と提灯が掲げられ、夜ならではの迫力です。

一見始まっているようですが「酉の市」自体はまだ準備中でした。深夜からスタートというルールがあるようで「もう整ってるじゃない早くはじめようよ。」

というようにはいかない雰囲気、神事ですのでそのあたりは崩してはいけないモノなのでしょう。

早寝の私は深夜はあきらめ、この日はサクッと帰りました。

そして出直した次の日の朝の写真がこんな感じです。

浅草店開店前に慌ただしくですが、しっかり「商売繁盛」のお願いをしてきました。




プロフィール

浅草・亀戸べっ甲職人の店「ベッ甲イソガイ」のオフィシャルブログです。

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