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リニューアル1周年の御礼

 昨年の5月22日、
東京の下町は「東京スカイツリー」の開業で沸きました。

それと同じ日に私たちベッ甲イソガイも「リニューアルオープン!」
と称し、新たな一歩を踏み出しました。

何がリニューアルか? 
というと、その日を境にガラッと大きく何かが変わった訳ではないのですが、

もともとの屋号は漢字表記でとっつきにくい印象の「鼈甲磯貝」、

ロゴ
これを親しみやすく「ベッ甲イソガイ」とカタカナ主体に改名。
それに伴いイベントなどを行いました。

この一年を振り返ると
リニューアルした2012年5月22日が重要なのではなく

日々、新しい「ベッ甲イソガイ」とは何か?

と常に考えモノづくりを行ってきたこと自体が
ものすごく意味があったなあ・・・・と思っています。

この先も
使っていただく方がいてのモノづくりですから
ベッ甲イソガイとして使っていただいて「楽しい」と
思っていただける製品を提案できたらと思います。

そういった意味で気持ち的には毎日がリニューアルなのですが

2013年5月22日をもちましてリニューアル「一周年」
を迎えられたことを大変感謝しています。

「ありがとうございます!!」

これからも亀のようにゆっくりではありますが
日々歩んでいけたら幸せです。


三社祭の余韻

 記事担当 磯貝剛

昨日までの 最も浅草らしいイベント「三社祭」も終了し
本格的に夏が来るんだなぁ、という気分にさせられます。

少しですが仕事の合間に撮ってきた写真をアップしてみます。

店に入る前に撮りました
宮出し後です、寝坊しました・・・・・


宮出しを終え
ほっと一息な皆さんです


祭りのにぎやかさが加わった仲見世通り



ベッ甲イソガイ 浅草店前 オレンジ通りもにぎやかでした!



小さなヒーロー「チェーン」

記事担当:磯貝剛

ベッ甲イソガイのちょっとした特徴として
製作するものの種類が多いということが挙げられます。

現在代表の父や祖父の代には製作するもののほとんどが
「和装品」でした。

私が手伝い始めた15年ほど前は和装品の卸しもしていたので
「かんざし」「帯留め」の一度に作る数は結構なものでした。

私のような職人になりたての者は
主に力を使う削り込みの作業を行っていたものです。
これがかなり力を使うので冬でも汗ばむハードな作業です。

今でも和装品は作るのですが、毎日違う作業をしている
自分を振り返り、あらためて製作しているものの
種類が増えていることを実感しています。

自然要望の多いアクセサリーでは「ネックレス」「ペンダント」「イヤリング」「ブローチ」・・・・・・・・
おみやげ感覚でべっ甲を使ってもらうために作った「根付」
人気,1の「耳かき」
かわったものでいうと「シュガーポット」「ZIPPOライター」
日々色々な製品を作っています。

需要の変化による必要に迫られてもありますが
これもきっと日々店舗などでお客さんとおしゃべりをしつつ
「色んな貴重な意見をもらっているからだなあ・・・・」と感謝しているところです。

そんな色んな種類のモノを手掛けている中で
気が付くと「あー!これ作っていて良かったー。」
と心から思うのが「チェーン」です。

実際ベッ甲イソガイでおそらく一番小さくて作るのに根気のいる製作物ですが
小さいのにものすごく役に立っているものなのです。

ペンダントをぶら下げるためにはもちろん
揺れるイヤリングの接続、ネックレスをつなぐため
ブローチやかんざしなどにも・・・
べっ甲同士を自然な風合いで用いることができます。

今日はここ一カ月程、メンバーみんなで手分けして作っていた
ネックレスを組む作業をしました。

皆で作ったパーツをつなぐのがこの小さなパーツ「チェーン」。


小さいけどやっぱり役に立つヒーローなのです。


浅草、夜さんぽ

 記事担当:磯貝剛

来週5月17日、三社祭が迫っているので今週も浅草ネタで行かせていただきます。

ベッ甲イソガイ浅草店で店番していると、少しお酒が入り「いーい気分」で
お買い上げいただくお客さんも多いものです。

休日ともなれば昼間から「いーい気分」・・・・・

きっといつも一生懸命働いて「今日は休むぞ!」と休日スイッチに
切り替えて気持ちにゆとりがあるので皆さんいい酔い方です。

うらやましい・・・・

浅草で飲むとすれば、町会や仕事関係の懇親会など。
「いーい気分」のお客さん目線で浅草を歩いたことがない
ことに気が付きました。

そこで浅草・夜さんぽを決行!

「どの店にしようかー?」とアウェーな感じが新鮮です。
入ったのは通称・ホッピー通りにある某大衆居酒屋。

一杯目はもちろんホッピーを注文してモツの煮込みなど突き、
常連っぽいおじさんのメニューにない品目の注文や、
店員のおばちゃんの華麗な(?)客あしらいなどを観察して
いるうちに、喉越しのいいホッピーに「いーい気分」にさせられ、

店を出る頃にはうちの店舗に入店してくる
「いーい気分」なお客さん以上に「いーい気分」な酔っぱらいの完成。

以下、浅草の夜を満喫したさんぽ写真です。。。。





なぜたくさんの方が浅草にいらっしゃるのか
身に染みて気が付いた「いーい気分」な体験でした。


三社祭

 記事担当:磯貝剛

GWの後半に入り依然賑わっている浅草ですが、
GW後に行われる、最も浅草を象徴するイベント
「三社祭」の準備も着々と進んでいるようです。

我々浅草でお店を営業させていただいている店舗は
各通り会、町会などとのつながりから「三社祭」に関わっています。
写真のような提灯も祭りを盛り上げます。


浅草に店を構えて「三社祭」の時、神輿を「さわり」には行きましたが
やはり店舗にも人が多くいらっしゃる時でもあるので店舗で接客をしなければならなく、
神輿につきっきりで練り歩く!という粋な行動は不可能なようです。

初めのうちは神輿を担ぎ「三社祭」を満喫したい!と息巻いていましたが
店をやっている以上「どうも無理がある願望」のようなので
毎年「三社祭」との関わりを修正しつついます。

視点を変えて「三社祭」の時ベッ甲イソガイがどういう営業をするべきか?
と考えるようになりました。

ベタなようですが祭り好きの方が興味を持つアイテムを
前面に出して商売をすることにしてみました。

その一つが「名札根付」です。(4月9日のブログでも紹介)


「三社祭」当日、通常ありえない
「ふんどし」に「半纏」の勢いのあるお兄さん
「さらし」に「鉢巻き」の粋なお姉さんなどが
こぞって「名札根付」の注文にいらしてくれて
あらためてこの時期に適していることが確認できました。

「名札根付の素材がべっ甲であることが珍しい」とか
「手彫りの文字」などが祭り好きの方の心をつかんだようです。

祭りで神輿を担ぐことはかなわぬ願いのようですが
祭りを楽しむ方の気持ちを盛り上げることができることに気が付き
「三社祭」との関わり方も少し「浅草の店舗人」方向に傾いてきました。

「三社祭」は5月17,18,19日

祭りにいらしたら是非、ベッ甲イソガイにもお立ち寄りください。


べっ甲細工の”旬な時期”


記事担当:磯貝剛

気が付けば多少の寒暖の差はあるものの
肩に力が入るような寒さはなくなり
散歩していても色とりどりの花が咲き誇る
季節になりました。

人にも、植物にも快適な季節なんだなあ・・・・と
あらためて思います。

私たちべっ甲の作り手からするとこの季節の移り変わりは
「べっ甲の細工がしやすくなる季節」に入った
ことを意味します。

素材はウミガメの甲羅である”タイマイ“。
製品として磨き上げてしまえがともかく、
作業中の材料は他の素材以上に、
湿度や気温により硬さが変わるのです。

たとえば、冬場の作業場が冷えて、乾燥している
状態で 甲羅のキズ取りをするは素材が固く、
刃物で削るのも 力が要ります。

同じ作業でも夏場の温かい、湿度の高い状態では、
素材がしっとりとして刃物にもなじみやすく
冬場ほど力を入れなくても削りやすさが
かなり違うものです。

夏でも冬でも最終的には同じように製品は作れる
のですが デリケートな作業を要求されるような
製品ほど(かんざしなど)この気温と湿度の差は
作業のしやすさに大きな違いをもたらします。

きっとべっ甲の素材が
人も植物も過ごしやすいこの時期がわかってしまう
デリケートな素材であるから肌触りが抜群に良いんだなあ・・・・・

等と考えつつ、この“旬な時期”に一生懸命作業をするのです。

藤の花

記事担当:磯貝剛

ベッ甲イソガイのアップ予定日は暗黙のうちに木曜日として
頑張ってきましたが、ここのところ特に締め切りに追われ
今回はずいぶんずれ込んでしまいました・・・

・・・と、言い訳がましい書きはじめで恐縮ですが、忙しい
時分だからこそ書きたいことはいっぱいだったりするのです。

1週間ほど前から、焦るように書きたかったことは
「藤の花」の事です。

今年は桜の開花が記録的に早く咲いたそうで、
桜の開花に合わせ、せっせと準備をなさっていた各地の
「桜祭り」実行委員の方々の悲鳴を連日テレビで
“他人事のように”聞いていたものです。

ところが通常ゴールデンウィークごろをめどに咲き誇る、
亀戸天神の「藤の花」がこれまた記録的に早く咲き始めた
ので、 気が付けば “他人事のように”うかうかしている
暇のなくなってしまいました。

もちろん商品の作りこみは事前にしていましたが、
「心の準備がまだ」な状態の4月半ばに突如、
例年のピーク時のような人の量が押し寄せ、
ベッ甲イソガイ 亀戸店の店内は人人人・・・

実際うれしい悲鳴なのですが、自然にはかなわない。
というか「藤の花」次第で人の多さが大きく左右される。
そんな面白い場所なんだなあと改めて思い知らされました。

今年からは「スカイツリー」と「藤の花」の
共演もお楽しみの一つです。

夜のライトアップでは変幻自在に色を変えるスカイツリーも
実は淡い藤色がベースカラー。

昼間の藤とのコントラストは最高ですよ!


新しい東京散歩!是非亀戸にもいらしてください。

名札根付

 記事担当:磯貝剛

ベッ甲イソガイでは職人ならではの商品提案のひとつとして
「名札根付」というアイテムがあります。

名前や屋号などを手作業で透かし彫りをほどこすプレート状の根付です。

ベッ甲イソガイ亀戸店を開店した10数年前に、
自分の名前を透かし彫りしてお守りのように首から
ぶら下げていたモノをお客さんが目に留めてくれて
作り始めたのがきっかけでした。

思い返してみるとと、自分で使いたくて私物として使っていたモノが
お客さんの目に留まり商品化する事になったケースがとても多いのです。

たぶん作り手にしては、店舗やデパートなどでお客さんに
接する機会が多いからだろうと自己分析していますが
とてもありがたいことと感謝しています。

こうして商品化に至った「名札根付」は
一点一点の注文品としてはかなり安い価格設定に定め、
あっという間にベッ甲イソガイには無くてはならない商品となりました。

何よりもうれしいのがべっ甲の製品の多くが女性用のものが多い中、
男性が喰い入る様に「名札根付」のサンプルを見つめ、
注文してくれる機会が現れた事です。

さらにひとつ使ってみて気に入ってくれた方が
「今度はプレゼント用に作りに来た」と
リピートの注文が多いのもこの商品の特徴でしょうか?

そんな「名札根付」の新しい展開として、今週銀座の松屋で受注をしています。

   「本物を作る15人の職人」
   会場:松屋銀座 1階 スペース・オブ・ギンザ
   会期:4月10日(水)〜16日(火)

店舗以外でこの品物を展開するのは初めての試み、
お客さんの反応も楽しみです。


 


浅草の代名詞

 言わずと知れた浅草の代名詞「雷門」

はじめてこの町を訪れる人の大部分が
この提灯を起点に歩き始めています。

とかく私も先日、外国から来た友人との
待ち合わせでこの場所を利用しました。

電車の乗り継ぎで遅刻してきた彼らでしたが
「待ち合わせ場所はすぐわかった!」
となぜか胸を張って登場しました。

来日最後の日だった彼らは3日前、
東京に来て一番最初に浅草にきて「雷門」を見ているから
「ここは大丈夫!」という状況だったそうで・・・・

とにもかくにもとても印象的で目印としては
この上ない事があらためて確認できました。

よくよく考えてみると建造物としての木造の門よりも
「雷門」と書かれた朱塗り提灯自体が鮮烈に人々の
印象に残るようです。

正式名は「風雷神門」と言い
提灯の両サイドには風神雷神が門番しているのですが
存在感はやはり提灯の方が上なのでしょうか?

この提灯重さが700圓發△襪箸い
破損防止のため強風の時とか、三社で神輿が通る時
には折りたたまれます。(記憶が確かなら正月も)

数年ごとに補修し、数十年ごとに新調されているようです。

先日梯子に乗った職人さんが作業していたのが
この補修だったのかな?と思いだしています。

提灯は紙だけに補修に手間もかかる様ですが、
今日も「雷門」を起点に浅草をめぐる人々を見ていると
それだけの手間をかける価値があるな。

と思ってしまうのです。


今年の桜

記事担当:磯貝剛

日本中どこにいてもこの時期話題になるのが桜。

テレビやネット上でいろんな桜を見かけますが
わくわくする春を感じることができて とても癒されます。

上の写真は先日までお世話になっていた 日本橋三越の
”お隣”の三井住友銀行の桜です。

三越も歴史を感じられる素晴らしい建物ですが
行きも帰りもこの
”お隣”の建物にほれぼれしていました。

一日お仕事を終えた帰宅時間には
銀行は閉まっていながらも
名門銀行の余裕でしょうか?

このゴシック(?)建築に煌々と
ライトアップがなされます。

疲れた私も毎日写真を撮ってしまいました。

ということで今年の私の一番の桜は
「三越の”お隣”の三井住友銀行の桜」
とさせていただきます。

今年は珍しく都会に咲くの桜を毎日堪能できて満足です。

みなさんはどんな桜をご覧になりましたか?


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浅草・亀戸べっ甲職人の店「ベッ甲イソガイ」のオフィシャルブログです。

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